内容へ移動
やたがらすナビ
ユーザ用ツール
ログイン
サイト用ツール
検索
ツール
文書の表示
以前のリビジョン
バックリンク
最近の変更
メディアマネージャー
サイトマップ
ログイン
>
最近の変更
メディアマネージャー
サイトマップ
現在位置:
やたがらすナビ
»
りぞうむ文学辞典
»
縁起
rhizome:縁起
この文書は読取専用です。文書のソースを閲覧することは可能ですが、変更はできません。もし変更したい場合は管理者に連絡してください。
====== 縁起 ====== えんぎ 本来、仏教語で「一切のものはさまざまな因(原因)や縁(条件)によって発生する」という思想を表した言葉だが、国文学の[[ジャンル]]では、寺社の創建[[説話]]をいう。 寺社の創建説話は中国や朝鮮にもあるが、縁起をこのような説話の意味として使用するのは日本だけである。 [[奈良時代]]の『[[伽藍縁起并流記資財帳]]』(天平18年(747)成立)が初出。 その後も、多くの縁起が[[説話集]]などに収録されたが、[[平安時代]]中期ごろから縁起を集めた縁起集が作られるようになる。 美術との交渉も深く、『[[信貴山縁起絵巻]]』や『[[粉川寺縁起絵巻]]』『[[石山寺縁起]]』など[[絵巻]]の傑作を生んだ。 説話集の時代だった[[中世]]には、[[御伽草子]]などの[[室町小説]]にも取り込まれ、さらに美術的な形態として[[奈良絵本]]へ発展していく。 印刷技術が進んだ[[近世]]には、寺社のパンフレット的な[[略縁起]]が作られるようになる。 {{tag>用語 ジャンル 仏教 神道}}
rhizome/縁起.txt
· 最終更新: 2014/04/07 03:21 by
Satoshi Nakagawa
ページ用ツール
文書の表示
以前のリビジョン
バックリンク
文書の先頭へ